「ハチと小日向雄真魔術師団」元ネタ集


・このページは、「ハチと小日向雄真魔術師団」内において、ワークレットが意識して使ったパロディネタと、その元ネタの紹介をするページです。
・「ハチと小日向雄真魔術師団」を読破してから目を通すことを推奨します。
・そこまで真面目に作ったページではないので、要所要所ミスがあるかもしれません。ご了承下さい。
・筆者はそこまで年齢が上な人間ではありません(笑)。
・筆者はかなりのB'zファンです(爆)。

以上のことに注意してお読み下さい。


プロローグ


「『今夜十二時、誰かと誰かでパイルドライバー』」
「ああっ、それでもない〜!」

ゲーム「かまいたちの夜」より。本来は「こんや、12じ、だれかがしぬ」。


 微妙に返答がずれてる気もしないでもないが、まあこれ以上は追求しないでおく。――俺に返事をしつつも野々村さんは一生懸命ポケットを「これでもない、それでもない」と言いながら漁っている。まるでピンチでパニックになった某ネコ型ロボットの様だ。というかそんなに何をあのポケットに入れてるんだよ。

某ネコ型ロボット=ドラえもん。パニックになると四次元ポケットから明らかに何故入っているんだと言わんばかりの品を出しまくる。近年は知らないが筆者の記憶は昔は大長編(=映画)でよく見られた。


「ド〜はド〜ナツ〜の〜ド〜♪ レ〜はレモンのレ〜♪ ミ〜はみ〜んな〜の〜ミ〜♪ 
パ〜はパンツのパ〜♪」
「せめてもっと可愛らしい替え歌を歌いなさいよ! どれだけ下着が好きなのよ変態兄さん!」

ドレミの歌。


Scene 1  「微笑みのハチ、再び」


「雄真くん、とりあえず、応援歌歌えばいいんじゃないの? 手と手を合わせて〜い〜た〜いの〜♪」
「具体的な歌を歌うのは止めなさい姫瑠。てかその歌男が歌ってもキモイだけだろ」
 というか姫瑠さんは一体何処でその歌を知ったんでしょうか。ついこの前までアメリカで暮らしてたはずなのに。

「Lilies Line / KOTOKO」。PCゲーム「チアフル!」(戯画)主題歌。筆者は未プレイ。


「雄真くん、あれだよ、金の針で刺せばいいんだよ」
「……ゲームネタ好きだな姫瑠」
 まあ有名なシリーズだからアメリカにもあっただろう。

ゲーム「FINAL FANTASY」シリーズより。石化状態を治すアイテム。


Scene 2  「結成! 小日向雄真魔術師団」


「次は……『田舎に泊まろう・瑞穂坂』」
「番組名かよ!? しかもメインは田舎に泊まろうで瑞穂坂は目的地だし!」

TV番組「田舎に泊まろう!」(2003 - 2010)より。


「次は……『港のヨーコ・ヨコハマ・ミズホザカ』」
「強引にも程があるだろそれ!! 何の繋がりもないだろ横浜と瑞穂坂!」
 というか選曲が古い。誰だよ選んだの。

「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ / ダウン・タウン・ブキウギ・バンド」(1975)より。


「次は……『B・U・M』」
「素晴らしい! 採用だ!」
「いや確かにお前好みだけどなクライス!」

「B.U.M / B'z」より。3rd Albun「BREAK THROUGH」(1990)収録。
また「B+U+M」はメンバー自身が取締役も務めていた自身の所属事務所の名前であった。
(=現在の「VERMILLION RECORDS」)


「次は……『ロリロリハンターズ』」
「茶番だああああああ!!」
「まあそう叫ぶな、小日向雄真(21)」

PCゲーム「リトルバスターズ」及び「リトルバスターズ・エクスタシー」(Key)より。


「違いのわかる男――小日向雄真」
「何その前後の脈略のない台詞!?」

コーヒーブランド「ネスカフェ」のCMより。


「雄真くん、小雪さんに聞いたんだけど、ヒロシさんが司会の知ってるかどうか問いかけるドキュメンタリー番組で雄真くん特集やるって本当?」
「嘘だしその番組とっくに終わっちゃってるから!!」

TV番組「知ってるつもり?!」(1989 - 2002)より。司会者が関口宏だった。


「それじゃ、水割り下さい……涙の数だけ」
 あいつなんかあいつなんかあいつなんか。

「メモリーグラス / 堀江淳」(1981)より。


「……ああ、成る程。現実逃避してんだね、あんた。ここはバー、あたしはそのバーのママ、か。――あれかい? 昔は痩せてた、って言ってメール送った方がいいかい?」
「すいません俺見た目から人間です……」
「ダイエットですか我が主」
「黙って走れ!」

携帯電話Softbankの「白戸家」シリーズのCMより。


Scene 4  「ポジティブシンキング・サンデー」


「しげーきてきなじんせーい♪ たのしめーたーかーもーしれないー♪」
「止めい! ピンポイントでその歌は止めい!」

「NEVER LET YOU GO / B'z」より。2nd Album「OFF THE LOCK」(1989)収録。


「楽……たの……たのきんトリオって好き?」
 自分言ってあれだがどんな誤魔化し方だよ俺!! ジェネレーションギャップにも程があるぞ俺!! さり気なくギンギラギンになった方がいいのか!?

「たのきんトリオ」=田原俊彦、近藤真彦、野村義男の三名によるジャニーズのアイドルユニット。
「さり気なくギンギラギン」=「ギンギラギンにさりげなく / 近藤真彦」(1981)。


「うおおおおお!? こんな街中にゾンビが!?」
 まるで誰かに攻撃魔法を二発喰らってぶっ飛ばされたようにボロボロなゾンビが地面を這いつくばっていた。ついに瑞穂坂にも傘っぽい会社のウイルスが円満しゾンビ化が進んだ――わけでは当然なく。

ゲーム「バイオハザード」シリーズより。「アンブレラ社」がシリーズを通して物語の鍵となっている。


「だってもへってもろってもばれんたいんもない!」
「――友香、野球好きだっけ?」
「勢いよ勢い!」

ボビー・バレンタイン(1950 -)。プロ野球球団「千葉ロッテマリーンズ」の監督を二度務めた。


Scene 5  「初陣! 小日向雄真魔術師団」


「こういう試合から感動が生まれたりするんだぞ? 立つんだジョー! みたいな」
「ジョー死んじゃうじゃない、今のだと」

漫画「あしたのジョー」より。


「み〜んな〜で輪になって泣いたんだ〜♪」
「ジョーはジョーでもそれバンジョー」

童謡「ちびっこカウボーイ」より。


「父ちゃん!」
「ジョーはジョーでもそれインスタントラーメン」

インスタントラーメン「出前一丁」のCMより。悪かったジョー。こんな店、辞めてやるジョー。


Scene 6  「友達と仲間の掟」


「だって気になるじゃないですか! 友香先輩が認めた人ですよ? FUSHIDARA 100%でもあたし、気にしません!」

「FUSHIDARA 100% / B'z」。18th Single「LOVE PHANTOM」(1995)の2nd Beat(=カップリング曲)。


Scene 9  「いつか消えるだけの想い」


「堤防が〜決壊しそう〜♪」
「だからいちいちお前は歌うんじゃない!!」
 しかも何で上手い具合に合いそうな歌があるかな!!

「I'm in love? / B'z」より。13th Album「BIG MACHINE」(2003)収録。


Scene 11  「光と影、人気者の素質」


「ねえねえ、ジョビード君はいつ出てくるの? バク転するよね?」
「しませんしそもそも出てきませんから!!」

ジャビット君。プロ野球球団「読売ジャイアンツ」のマスコットキャラクター。
着ぐるみのままバリバリアクションを行う(時折ミスる)ハイパーキャラ。


「ちなみに私はあの電気会社の電力節約を呼びかける女が好き。あれは裏で色々しているに違いない。フフフ」

でんこちゃん。東京電力のマスコットキャラクター。本名は分電でんこ。既婚者で、夫は盤太(ばんた)という。
CMでの声は初代が女優の渡辺信子、二代目がタレントの乙葉。盤太の声は俳優の八嶋智人。


「ちなみに我が主の将来の夢は、あの赤いモップのお化けの中の人だ」
「何でそこでお前は誤情報を流す!?」
「雄真、ツッコミ内容が間違っているぞ。「せめて緑の恐竜の子供にしてくれええええ!!」だろう」

赤いモップのお化け=ムック。緑の恐竜の子供=ガチャピン。
両方とも幼児向けテレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」から生まれたキャラクターである。
正確にはムックは雪男(イエティ)の子供で、決してモップのお化けではない。


「ふーん、野球よりもサッカーに近いわけ。――オーレー♪ オレオレオレー♪ オマエー♪ オーレー♪」
「舞依さんはどうしてもスポーツ観戦がしたいわけですね。というかうろ覚えで歌ってるから歌がとんでもない方向に変わってるし」

「WE ARE THE CHAMP 〜THE NAME OF THE GAME〜 / THE WAVES」(1993)より。
サッカーの応援歌として有名。


Scene 17  「I meet you again」


「私のこの手が真っ赤に燃える!! お前を倒せと轟き叫ぶ!!」
「そこまで引っ張っておいて何の掛け声だよ!? それ必殺技じゃん!?」
「Gか」
「何気に詳しいな琴理!?」

G= 「機動武闘伝Gガンダム」。「私のこの手が〜」は主人公、ドモン・カッシュの必殺技時の決め台詞より。


Scene 18  「雄真と琴理の素敵な学園ライフ」


「うん、起きてる。今行くよ」
「くるよ」

女性漫才コンビ、「今いくよ・くるよ」から。


「雄真。――お礼は「時間ですよ」作戦でいいぞ」
「へ?」
 クライスが小声で俺に話しかけてくる。お礼……ああ、結局そうだな、助け舟を出してくれたのか。……にしても、
「時間ですよ作戦って、何だ?」
「まあ、お前は流石に世代ではないか。――あれだ。おっと失礼、とか言いながら女湯のドアを開ける、あれだ」

ドラマ「時間ですよ」シリーズより。銭湯を経営する家族を描いたホームドラマで、
銭湯ならではのハプニングで女湯のドアを開けるシーンが有名だった。


Scene 19  「正直、天井からでも難しい」


「〜〜〜〜っ!! もういい、切ってやる、こんな髪の毛切ってコ●ちゃんカットにしてやるんだから!! 美容院に行って「コ●ちゃんカットにして下さい」って言って白い目で見られてやる! 「せめてサトシ君カットにしてはいかがですか」って店員に薦められてやるんだから!!」

漫画「コボちゃん」より。主人公である田畑小穂の髪型が特徴的。
サトシ君はそのコボちゃんの友人。コボよりかは普通の髪型の様に見えるが実際にやるとあれはどうだろうか、
という筆者の想いから生まれたネタ。


「ま、確かにサトシ君カットもあれはあれで痛いのがあるな、女がやると。――ちなみに今時代の最先端はアルシン●カットらしいぞ。行き着けの床屋の親父が言ってた。俺は時代の流行に囚われない主義だからやらないけどな」

アルシンド・サルトーリ(1967 -)。元プロサッカー選手。Jリーグ所属時代は鹿島アントラーズ、
ヴェルディ川崎等に所属して活躍していた。髪型が河童のような形で特徴的で、実力もあり人気を呼んだ。


「純粋無垢と言ってくれ。俺はパラダイス銀河に行く自信がある」
「あるの!?」
「? トキネ、パラダイス銀河って何?」
「ああ……ローラースケートを履くと行ける王国」

「パラダイス銀河 / 光GENJI」(1988)より。光GENJIはローラースケートを履いて歌うアイドルグループだった。
当時のアイドルらしい弾けた歌だったが、作詞作曲は飛鳥涼(=CHAGE and ASKAのASKA)である。


Scene 20  「愛すべき友の為に」


「クールに決めるんだねー、達幸くーん」
「ああ。次回作は王子様だ……何てやり取りをしてる暇も流石に惜しいか。――シェリア、南」

クール=漫画「COOL -RENTAL BODY GUARD-」、王子様=漫画「テニスの王子様」。
両方とも作者は許斐剛。テニスの王子様で有名になった人だが、その前に連載していたのがCOOL、
ということから来たネタ。


Scene 21  「負けられない試合、負けられない相手」


「それじゃお題出してあげる。――お題、「しげる」」
「美しい人生よ〜♪ 限りない喜びよ〜♪」
「何それ、歌ってるだけじゃん。まずはペンキで顔を真っ黒にする辺りからやってくれないと面白くない」

「愛のメモリー / 松崎しげる」(1977)より。決してしげるはペンキで黒くなったのではない(と思う)。


「じゃ、次のお題。――「ひろし」」
「ハチです。先日、可愛い女の子を見かけたんですが、振られてしまいました」

お笑い芸人「ヒロシ」より。


「ちょっと束子持ってて。ダーツでハチのおでこ貫通させるから」
「その「ひろし」!? っていうかダーツで狙う所間違ってるぞそれえええ!!」

「関口宏の東京フレンドパークU」(1994 - 2011)より。最後ダーツで商品を狙うが外すと束子しか貰えなかった。


「野球にしたら私の方が打ったじゃない! ●ァミスタも私の方が上手かったし!」
「それゲームでしょ!? そんなんだったら●イニングイレブンはあたしが上手かったわよ!」

●ァミスタ=ゲーム「ファミスタ」シリーズより。正式名称は「プロ野球ファミリースタジアム」だったのに
いつの間にか「ファミスタ」が正式になってた。
●イニングイレブン=ゲーム「ウイニングイレブン」シリーズより。
ちなみに第一作はウイニングイレブンではなく「実況ワールドサッカーパーフェクトイレブン」。


Scene 23  「あなたとなら、きっと」


「「俺……君のことが好きだ」「駄目です先輩、先輩にはもう約束の人が」「違うんだ、あれは親同士が勝手に決めたことだ。俺が好きなのは君一人さ」「先輩、それじゃ」「一緒に逃げよう」「……はい! 先輩と一緒なら何処へでも!」――チャラララ、チャラララ、チャ〜ラ〜♪」
「一人二役ご苦労様ですと言いたい所ですが最後の音楽を聞く限りどっちかが殺人事件で死にますよねそれ!?」

「火曜サスペンス劇場」のCM前のアイキャッチ時のBGMより。


「大丈夫、崖の上でフナコシさんが説得してくれるから」
「だからそういう話じゃなくてですね」
「お、やっぱり雄真くんもミズタニさん派? 今人気あるもんねー」

フナコシさん=船越英一郎。俳優。二時間ドラマの帝王。
ミズタニさん=水谷豊。俳優。今でこそ人気ドラマ「相棒」のイメージが強いが、相棒が始まる前は二時間ドラマの出演も多かった。そもそも相棒も単発二時間ドラマからのスタートである。


「根本的ってことは、あれもしかして別れ話? 二人は違う場所でしか叶わない夢を持ってるからわずかな時間しか残ってないの知ってたとか? お〜♪」
「ふむ、貴行ベタだが考えは素晴らしい。あれは名曲だ」
「ええいそういう話でもない!! 当然キスもしてませんからね!」
 言っておかないとそのままサビでそこが弄られそうな気がしたので先に食い止めておく。

「もう一度キスしたかった / B'z」より。5th Album「IN THE LIFE」(1991)に初収録。
非シングル曲の中では有名な一曲で、ベストアルバム等にも何度も収録されている。


Scene 27  「KING OF HAREM」


「どれだけ〜走れば〜あの人に会える〜♪」
「呑気でいいですなクライスさん! ピンポイントで走る、の歌詞が含まれている曲を選ぶ辺りは流石だけど!」

「裸足の女神 / B'z」より。13th Single(1993)。
ちなみに曲の内容はハーレムキングとはまったくの無縁。


「何か策を講じてくれるとかないのか!?」
「俺は小覇王になる男だ!」
「それ策違いだし台詞の言い方海賊だし!!」

策=孫策(175 - 200)。三国志の時代の武将。小覇王の異名を持つ。
念の為に言うがエロゲーのキャラではない。実在したんだってば。
海賊=漫画「ONE PIECE」。海賊王に俺はなる!


「ハーハキンキンハーキンキン♪」
「非常に世代が限定される替え歌で俺のテーマソングを作らないで下さいクライスさん!!」

求人誌「FROM A」のコマーシャルソングより。かーかきんきんかーきんきん。
火曜日と金曜日の発売だった事から出来た歌詞。


Scene 28  「触れてはいけないものがある」


 普通に肯定されました。ああ、俺のエネルギーの元が。彼女はわかっているんだろうか、コロッケの偉大さを。歌まであるんだぞ。
「キャベツ〜はどうした〜♪」
「いやクライス、実際に歌わなくてもいいナリよ」
 俺の口調もそっちになっていた。コロッケを奪われたショックからに違いない。

「お料理行進曲 / YUKA」(1996)より。アニメ「キテレツ大百科」の主題歌の一つ。
「〜ナリ」=キテレツ大百科の登場キャラ、コロ助の口調。語尾か「ナリ」なのが特徴。好物がコロッケだが、
コロッケ好きの設定はアニメのみである。

Scene 36 「託された想い」


「弾幕薄いですよ! 何やってんのです!」
「藍沙ちゃん、声出すのはいいけどそれ何か違う……」

「機動戦士ガンダム」シリーズの登場キャラクター、ブライト・ノアの台詞から。

Scene 37 「その気になれば紙より人は薄くなる」


「なんとおおおおぉぉぉぉぉぉ!!」
 やっと通じたらしい。余程信じられなかったらしく、かなりのリアクションだった。
「その逃げ回ったら死にはしないとか言いそうなリアクション、五月蝿いだけです尊氏様」

「機動戦士ガンダムF91」の主人公・シーブック・アノーの台詞から。
筆者はあくまでゲームでしか知らないので実際の作品でこれを言っていたかは不明。

Scene 39 「その名を背に、戦う者」


「必殺、フレッツ・タマちゃん♪」
「光ファイバーもびっくりの速度やで〜!!」

フレッツ・光。NTTのインターネット回線の一つ。

Scene 41 「フラグとチャンスは逃さずに」


「私は興味ある物に対しての記憶力はかなりの自信があるが、興味がない物、正直どうでもいいと思う物の関しての記憶力はかなり弱い。話を聞く限り君のうっかりハチベエに私は興味がわかん」
 気持ちはわかるが、頭に更に余計なものがついてるぞ。最近ちょっと違うような名前になった気もするし。

ドラマ「水戸黄門」の登場人物、うっかり八兵衛より。近年はちゃっかり八兵衛になり、最終的には(ただの)八兵衛になった。

Scene 42 「理性と感情の狭間で」


「ですよねー! 何て言うか、妖精の森でアトミックバズーカを撃つ位の衝撃が! メロンパン、私は帰ってきた!」
「……いやそれは」

OVA「機動戦士ガンダム0083」の登場人物、アナベル・ガトーの台詞より。
「ソロモンよ、私は帰ってきた!」と言いながらアトミックバズーカを撃つシーンはガンダムファンなら有名。

「美味しいですから、是非どうぞ! こしあんは伊達じゃない!」
「あ、ああ、うん、ありがとう」

映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より主人公、アムロ・レイの台詞。「νガンダムは伊達じゃない!」

Scene 46 「彼らの七日間戦争・後編」


「あ、俺のか。――もしもし? ああ、うん。何だよこんなに朝っぱらから。――ああ、それは聞いてる。別にいいよ、その位……は? 何その二択!? クラシアンのコスプレとか意味わかんねえよ!? マニアックにも程があるだろ!? 水道直しに来る所からとかどうでもいいよ!! それならまだパパの方が……いやいやいやそういう意味じゃなくてな!?――ああ、とにかく大丈夫だから。ああ、じゃあな」

水周り緊急メンテナンス業者「クラシアン」。暮らし安心クラシアン。

「また俺か。――もしもし? 何だ、言い忘れたことでもあったか?――何だよジャパネットのコスプレって!? あそこ制服あったっけか!? それと……ピーポ君!? あれコスプレじゃなくて着ぐるみだよな!? つーか普通に報告だけでいいから!! 怒ってないから!! 頼むからやめてくれその提案!!」

ジャパネット=「ジャパネットたかた」。通信販売業者。
ピーポ君=「ピーポくん」。警視庁のマスコットキャラクター。ちなみに弟はピー太、妹はピー子という。

Scene 49 「終わりは始まり」


「あれだな。次回から「こちら瑞穂坂学園内ファミレスOasisウェイトレス係」が始まるな」
「目指せギネスか!?」
 略してこちオア、主人公は杏璃――いやいやいや。

漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」より。略して「こち亀」と呼ばれる事が多い。
ギネス級の連載の長さを誇る。

「しっかりして下さい! あんぱん食べますか!? このあんぱん、その辺の普通のパン屋さんのあんぱんとはパワーが段違(だんち)だ!」
「……あんぱん好きなんだな、野々村さん」

「機動戦士ガンダムZZ」の主人公、ジュドー・アーシタの台詞より。初めてZZガンダムに乗った時、Zガンダムとのパワーの違いに驚いた時に出た台詞。

Scene 50 「彼女が手に入れた物」


『ピンチ!! 仲間全員を手籠めにする前にハーレムキング存続の危機!? 瑞穂坂学園で雄真君と握手!!』

後楽園遊園地のヒーローショーのテレビCMより。後楽園遊園地で君と握手!

Scene 52 「総菜パンは微かに恋の香り」


「ちゃかちゃっかちゃちゃちゃ♪ ちゃかちゃっかちゃちゃちゃ♪ ちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃちゃちゃ♪」
「……兄さん、具体的過ぎるのは宜しくないと思うけど?」

料理番組「3分クッキング」のテーマソングより。

「春姫に声そっくりだったのは何故?」
「最近気付いたんだけど、声優さんでさ、サカキバラ……なんとかさんっているじゃん、あの人の真似すると春姫に声が似てることに気付いたの」
 いやそりゃ似てる……いやいやそうじゃなくて。

榊原ゆい。PC版、コンシューマ版、アニメ版、全てにおいて春姫の声を担当した声優。

Scene 55 「それでも恋は美しい」


「ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱーん、ぱぱぱぱん、ぱぱぱぱん、ぱぱぱぱん、ぱぱぱぱん」
「はい俺の背中祝福の音楽とかいらないぞ」
 というか具体的な曲がわかるのは宜しくないと思う。色々と。

「結婚行進曲」。作曲者は音楽家のメンデルスゾーン。

Scene 56 「無限大の愛の行き先」


「私なりに色々考えてみたのですが、ここはかの有名な山本勘助が川中島の戦いで武田信玄に提案したキツツキ戦法はいかがでしょう? 先方隊が敵陣近くまで移動、まるでキツツキが餌である虫を出すように木をつついて」
「真霧ちゃん、お願いだから現実的な案を出して……毎回案を考えてくれるのは嬉しいんだけど……」
「まぎりんは固く考え過ぎだし考えがちょっと古いって。もっとリラックスして、今時風に」
「今時風に……成る程! 今時風に否定すればいいんですね? お〜れのとはちがうなぁ〜!!」
「真霧ちゃん……何それ……」
「まぎりん、ボケにしては難しいし素だったら分かり辛すぎるから……演じてる人が同じとか……」

「お〜れのとはちがうなぁ〜!!」=ドラマ「臨場」の主人公・倉石義男の否定時の口癖。
演じたのは俳優の内野聖陽だが、内野聖陽は大河ドラマ「風林火山」で山本勘助役を演じたことから来たネタ。

Scene 62 「いつまでも仲間のままで」


「雄真、お前はちゃんとこういうものを持ってるか? はぁ〜♪」
 ハチが取り出したのはコマーシャルでもよく見るボディースプレーだった。そのコマーシャルで流れている歌を歌いながら体にかけている姿は正直気持ち悪かった。あのコマーシャルはイケメンの人がやってるから余計にギャップがそう感じさせるんだろう。

化粧品メーカー「GATSBY」のテレビCMで流れていた曲より。

「いいじゃない雄真、成長の証よ。去年なんて匂い消しに「●ンスにゴン」を持ち歩いてたじゃない」

タンスにゴン。防虫剤。

「そうだぞ準、弄るなら一昨年匂い消しに「●キブリホイホイ」を持ち歩いてたことをだな」

ゴキブリホイホイ。

Scene 65 「初恋」


「ゆ、雄真、俺大丈夫か? 髪とか跳ねてないかな?」
「お前それを心配する程まだ髪の毛伸びてないだろ」
 というかデート前の女の子かお前は。
 ……まあその、説明すると本日は深羽ちゃん提案の俺・ハチ・深羽ちゃん・雫ちゃん四人での合宿へ向けてのお買いものをする日。待ち合わせは毎度お馴染みオブジェ前。特に別々に行くこともなかったので俺はハチと一緒にそこまで行くことになったのだが、
「雄真〜、不安だ、手を繋いで行ってくれよ〜」
「キモイわ!!」
 目的地に俺とハチが手を繋いで登場とか最早深羽ちゃんの計画所じゃない。――まあその、ハチが物凄い緊張をしていたのである。どうも雫ちゃんと……というのが異様な緊張を呼んでいるようだ。
 ハチが雫ちゃんに対してどうしていいかわからなくなっているというのは前々から感じていたが、いざ行動に移すとまさかここまでとは。
「雄真、雄真、なあ雄真ってば〜」
「ええいさっきから何だお前は!! 何処の金髪ツインテールツンデレだ!!」

PCゲーム「パルフェ 〜ショコラ second brew〜」(戯画)内、玲愛or由飛ルート
「花鳥姉妹会談・・・大失敗」より。詳しいのは筆者が一番好きなPCゲームだから。

Scene 67 「俺とお前と男のパッション」


結果として、ハチは泣いていた。色々な意味で泣いていた。泣きながら俺を見送っていた。黄色いハンカチを振っていた。せめてお前それ干せよ、とは見ていたら哀れだったので言えなかった。

映画「幸せの黄色いハンカチ」より。黄色いハンカチが干してあるシーンが有名だとか。
筆者は見たわけではないのでもしかしたら違うかもしれない(汗)。主演は高倉健。

Scene 69 「九十六パーセントの絶望」


「ちっ、違うんだ梨巳さん、俺は覗き魔じゃなくて」
「改名しなさいよ。高溝まさし」

……詳細説明が出来ません、お察し下さい(汗)。察せない人は知らなくて良いことではないかと。


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